阪神大震災を思い出す

もうあれから10年も経つんですね〜。
あの日のことは今でも鮮明に覚えています。
当時、自分は大阪で普通に実家から大学に通っていたんですが、
その日は朝から大阪駅近くでバイトの予定でした。
地震発生時刻は朝方5時くらいだったのでもちろん寝てたのですが、
とんでもない揺れと別の部屋から聞こえてくる母親の悲鳴でたたき起こされました。
ほんとにこの世の終わりが来たのか?というくらいの揺れで、
なんと自分の身長くらいある温水器が折れて倒れちゃってましたからね・・・。
おかげでしばらく家でお湯が使えなくなりました。
まあといってもうちの被害といえばそのくらいで、助かってよかったよかったって
思ってたんですが、TVを付けて愕然としました。
三宮のセンター街はビルが倒れてむちゃくちゃになってるし、長田町は火の海だし
43号線は上に走ってた阪神高速が倒れてきてるし・・・。
この有名な高速が上から倒れてきた道路なんですが、実はよく通っていたんですよ。
自分は当時バイクに乗り始めて間もないころで、バイクに夢中だったんですね。
んで毎晩一人でも山に練習に走りに行くのが日課になってたわけでして、
六甲山に行く時はいつもこの道を通っていってたんです。
運が悪ければほんとに高速道路の下敷きになってても
おかしくなかったのかと思うとほんとゾッとしましたよ。
 
その日の朝、ふつうにバイトに行く時間になったので、大阪駅に行ったのですが、
大阪駅周辺も大変なことになってました。
あちこちでちょっとした地割れがあり、水道管が破裂したからか
いろんなとこで水溜りができたりしてました。
結局なんとかたどり着いたバイト先でもガス管が割れている可能性があるからということで
その周辺一体のお店はその日はお休みになり、普通にまた家に帰りました。
その後2〜3週間ぐらい経って、ほんとにTVでみたような状態になっているのか信じられなくて、
三宮まで夜中にバイクで見に行ったんですが、あのきらびやかだった街が廃墟状態で泣きそうになりました。
それが今では以前以上に綺麗なビルが立ち並んで栄えてるんだから人間ってすごいですよね〜。
 
なんとなく当時の状況を思い出したんで書いてみました。