ひぐらしのなく頃に 最終話

ひぐらしのアニメがついに終わっちゃった。
原作知ってるからやっぱりいろいろとはしょられてたりして不満はあるけど全体的に見たらまあこんなものかな。
皆殺し編〜たかのんの過去話〜カケラ紡ぎのとこらへんまではいい感じだったと思うんだけど最後になるにつれてちょっとなぁ。
なんかアニメ版の祭囃子編は原作の「おいおい、そりゃやりすぎだろ!」っていうシーンを全部カットしたついでに
名シーンもことごとくカットしてものすごく薄まっちゃったって感じがする。
沙都子vs雲雀13のやりとりは完全カットだし、部活メンバーと山狗の対決のところはもうちょっと解説がほしかった。
なぜあそこまで部活メンバーが有利に戦えるのかはいろいろと理由があるのになぁ〜。(その理由も突っ込みどころ満載だけどw)
あと魅音vs小此木の一騎打ちとかも残しておいてほしかった。まあさすがに空気投げはないわ!ってことになったんだろうけどww
あとトミーの見せ場はもっと必要じゃねーの?あれだけただの時報扱いされてきた彼が実は!
みたいなのはぜったいあったほうがよかったと思うんだけどなぁ。
射撃の腕が超一流なところはまったく触れられずじまいだし、たかのんとの会話も重要なやりとりがいろいろあったのに。
「遅くなったね、君を迎えに来たよ」とか「僕が君を許すよ」とか、捕まってる時にたかのんが必死に味方にしようとするところとか。
あと最後の山中での「踏まないでぇ」は絶対カットしちゃダメなところだろ!子供時代のトラウマを克服したつもりが
結局また振り出しに戻ってしまったという絶望感が重要なのに。
しかし最後のCパートにはびっくりしたw 原作の隠しルートの「彼女にだって救いが必要です」ってやつだね。
しかし今までアニメでフレデリカ・ベルンカステルのことってぜんぜん触れられてないんじゃなかったっけ?
いきなりあの展開じゃあ原作知らないと混乱するんじゃない?
 
まあとりあえず1期と比べると2期になって全体的に絵が安定したし全体のクオリティが格段に上がったのは確か。
でもトータルで考えるとなんだかんだいって1期の目明し編が一番面白かったような気がする。
絵は顔芸連発だしなかなか大変なことになってたんだけどすごく緊張感があってよかった。
まあ単純に目明し編のストーリーがいいってのもあるんだけどね。
あと原作と比べるとやっぱり音楽の違いは大きいな〜。
原作で使用されている音楽はどのシーンのもすごくいいからね。特に解で使用されている音楽はどれも神がかっている。
わざわざアニメオリジナルにせずにクラナドみたいに原作の音をそのまま全部使ったほが絶対よかったと思う。
ま、なんだかんだいってもひぐらし知名度がアニメのおかげで格段に広がったのは確かだし
同人ゲームというハードルの高いところから裾野を広げてくれたのは間違いない。
原作のおもしろさの完全再現はドラマCDに期待するとしよう。
とりあえずまた「なかない君と嘆きの世界」の祭囃子編動画でも見るかな。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm464718